教育委員会のホームページより
三重県立教育委員会は18日、四日市工業高校の生徒の個人情報が漏えいしたと発表している。生徒のテスト成績や体力測定結果、進路情報などに12人の生徒からアクセスがあったと発表した。先月6日に県立学校の生徒から「他校のファイルを閲覧できる」という申し出があり、発覚したという。
発表によると、設定ミスにより県教育委クラウドのアカウントがあれば教職員と生徒が使用するグループ外からも閲覧できる状態になっていた。グループを作成するときに「プライベート」とするところを「パブリック」として作られていたことが原因。
12人の生徒からファイルの保持や拡散、パスワードの不正利用がないことを確認しており、16日に生徒と保護者に謝罪をした。今後について「個人情報の取り扱いに関して、県個人情報適正管理指針を遵守して指針に基づくグループウェアの運用にを新たに整理する」としている。