日本大学は14日、アメリカンフットボール部薬物事件対応に係る第三者委員会の報告書提出に関する通知を公表した。同委員会は文部科学省から15日までに、薬物事件が起きた原因などを調査し、報告するように指導を受けたが追加の調査によってそれが困難となったと報告した。
日本大によると、8月に実施された2度目の調査の実施や新たに学生が事情を聴取されたことから、徹底した調査をするために15日の報告書提出を延期するとしている。通知によると、報告書の提出は10月になる見通しだ。
林真理子理事長は「今回の事件を契機として適正なガバナンスをつくりあげるべく、再発防止策および管理運恵右体制の再構築並びに改善計画の策定などを含む最終報告書を提出する所存です」と説明。文部科学省に理解を求めた。