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オゾンホール、例年と同程度の大きさ 気象庁

気象庁は27日、南極のオゾンホールが最大面積2240万平方キロメートルで最も大きくなったと発表した。これは南極の1.6倍程度の大きさ。最近10年間の平均程度であるという。

同庁によると、今年のオゾンホールは8月中旬に現れて最近10年間の最少程度で推移していたが、9月下旬にはこれまでの平均程度の大きさとなったという。11月上旬は平均よりも小さい大きさであったという。

◇オゾンホール

南極上空のオゾン量が極端に少なくなる現象。オゾン層に穴の空いたような状態であることからその名がつけられており、 南半球の冬季から春季にあたる8~9月ごろ発生して急速に発達する。その後、11~12月ごろに消滅するという季節変化をする。