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Ⅾテック分野の若手人材支援プロジェクトを始動 若手による独創的な発想や優れた技術シーズの具現化を目指す研究開発(産総研)

産業技術総合研究所(産総研)は、ディープテック分野の研究開発を積極的に推進し、社会課題解決を目指している。そこで、若手人材の持つディープテック分野の独創的な発想や優れた技術シーズを掘り起こし、具現化するための研究開発支援として、「覚醒プロジェクト」を開始する。同プロジェクトによる若手人材への支援により、プログラム作成、論文、研究発表などの成果が創出され、将来的には産業界への優秀な研究人材の輩出が期待される。このプロジェクトの詳細と応募要領を覚醒プロジェクトの公式Webページ(https://kakusei.aist.go.jp)に掲載し、募集を開始した。

■プロジェクト開始の社会的背景

ディープテック・スタートアップに挑戦する独創的な発想を持つ若手人材にとって、発想を形にするための研究開発を行って技術シーズ化するためには多くの障害があり、独力で技術シーズ化の競争を勝ち抜くことは困難を極める。経済産業省では世界で戦えるディープテック・スタートアップを創出することを目指し、関連施策を推進している。この一環として、産総研ではディープテック分野の高度研究人材を育成するため、研究開発プロジェクトを創設した。

■プロジェクトの概要

【対象者】高専専攻生、大学院生、ポスドクなど、高専、大学、研究機関、企業等に所属する35歳未満の個人もしくはグループ(2023年4月1日時点)

【応募締切】10月13日㈮

【書面・面接審査】10月中旬〜11月初旬

【研究開発期間】11月予定〜2024年7月31日の約9ヵ月間

【支援内容】

◎1プロジェクトあたり300万円程度の事業費を支援

◎AI橋渡しクラウド(AI Bridging Cloud Infrastructure:ABCI)など、産総研保有の最先端施設を無償利用

◎トップレベルの研究者であるプロジェクトマネージャー(PM)による指導・助言

◎事業終了後もPMや参加者による情報交換の場(アラムナイネットワーク)への参加

【応募方法などの詳細】

プロジェクトのHP(https://kakusei.aist.go.jp)で確認