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三原こども相 若者支援や妊娠前健康ケアを経済対策に組み込み 「若者の意見を踏まえた政策立案」

三原じゅん子・こども政策担当相

三原じゅん子こども政策担当相は19日、閣議後の記者会見を開いた。「地域の創意工夫を生かした若者支援」と「民間企業などと連携した将来設計サポート」、「若い世代を対象としたプレコンセプションケアの推進」を政府がまとめる経済対策に盛り込む考えを示した。

こども庁は地方自治体の結婚に対する取り組みを支援する「地域少子化対策重点推進交付金」の補助金の要件を緩和して補助率を引き上げる。さらに、同じ事業は3年までしか認めないルールも廃止するという。

妊娠前の健康ケアである「プレコンセプションケア」を周知し、若者や社会人の年齢に応じた知識の提供を行う。加えて、同庁は若者との対話の機会を増やす施策を行っていく。

三原こども相は「結婚への不安や希望を抱いていない若者と意見交換をするとともに、データに基づく客観的な分析などもしていきたい」と述べた。「若い人たちの意見を踏まえた政策立案につなげたい」と訴えた。