三重県ホームページより
三重県の県立高校に通う高校1年の生徒の右胸あたりを足裏で蹴ったとして、県の教育委員会は30代の学級担任を文書訓告としたと発表している。県教委は「児童生徒の心身に深刻な悪影響を与える体罰及び不適切な言動の根絶に取り組んでいる中、事案が発生したことを重く受け止めている」とした。
県によると、担任は問題行動に関する聴取を行った際に、生徒の反省が不十分であると腹を立てスリッパをたたきつけて胸を蹴った。さらに、右手で生徒の左頬を叩いたという。県教委は「聴取する際には1対1で対応しないことを徹底する」と説明。「教職員が体罰などの定義と児童生徒に与える影響を考え直す機会を設ける」と再発防止策の実行を表明している。