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JAXA、だいち4号の運用状況を報告 7月に観測画像を初取得

文部科学省

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、先進レーダー衛星「だいち4号」の打ち上げ以降の経過を文部科学省の有識者会議で報告した。災害状況の把握や森林伐採の監視などへの活用が期待されている。

だいち4号は今年7月に大型ロケット「H3」に載せて発射された衛星。設計寿命は7年。衛星軌道上への投入に成功している。高いレーダー技術を用いて、災害発生時の状況把握や環境、海洋観測で貢献する予定だ。

今後、機能を維持したまま7年以上の観測運用を維持することを目標としている。JAXAは、だいちが取得したデータは政府機関や研究者、一般などに提供していく予定だという。