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岐阜県、日本脳炎患者を初確認 蚊にさされぬよう呼びかけ

岐阜県は8日、日本脳炎に感染した患者を確認したと発表した。1999年の統計開始以来、同県を推定感染地域とする患者が確認されるのは初めて。治療法はなく、対症療法が中心となる。同県は蚊にさされぬ心がけや予防接種を呼びかけている。

日本脳炎は日本脳炎ウイルスにより発症する病気。蚊を媒介して感染し、100~1000人に一人が発症するとされる。潜伏期間は6~16日で、高熱や頭痛、おう吐などの症状がでる。死亡率は20~40%で、生存者の4~7割に精神障害など後遺症が残るとされる。