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10月の高校生就活の二次応募開始にあわせ 「採用に積極的な企業」と「高卒就活生向け」に合同説明会を開催『ジョブドラフトFes』

高校生の就職を支援している「ジンジブ」(本社・大阪市)は、9月16日から選考開始される高校生の就活で「二次応募」の時期にあたる10月に、高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes 2023」を大阪・広島・名古屋・福岡・東京の5会場で開催することが決定した。

ジョブドラフトFesは、今年で5年目となる高校生向けの合同企業説明会。今年3月卒の求人倍率が3.49倍になるなど、高校生の就職活動は、企業から熱い注目を集めている。高校生の就活では、求人票の解禁日である7月1日から9月までの間に、学校に届く求人票の中から、教諭と相談して1社応募先を決めることが一般的。

しかし、会って話を聞く機会や、会社を比較する機会は少なく、就職してもすぐに離職してしまうなどのミスマッチが起こっている。

「ジョブドラフト Fes」では、会社の人事や社員から直接話を聞くことや、おしごと体験から、企業や業界の理解を深めて就活に役立てることが可能。

■10月にジョブドラフトFesを開催する背景

9月に応募して内定が決まらなかった生徒や、まだ応募先を決められていない生徒は、10月以降に二次応募を行う。しかしこの時期は、一次応募で採用活動を休止する企業もあるため、継続して募集をしているか情報収集が難しくなる。

また、採用を積極的に行いたい企業にとっては、二次応募の時期に就職活動を行う高校生と出会える機会が少ないことや、二次応募に向けた採用活動をどのように行えばいいのか、わからないという声も多く聞かれる。

そこで、高校生と積極的に高校生を採用したい企業との接点を設ける「ジョブドラフト Fes」を10月に開催することとなった。ジョブドラフトFesには、生徒本人だけではなく、高校教員や保護者にも参加できる。