日本商工会議所は、㈱快活フロンティアと連携し、10月15日㈰に施行(9月5日㈫正午申込受付を開始)する「日商ビジネス英語検定試験」(日商ビジネス英語)について、同社が運営する複合カフェ「快活CLUB」の一部店舗で受験可能とした。
日商ビジネス英語は、今回から内容・形式をリニューアルし、日本商工会議所が主催する検定試験では初めて、自宅のパソコン(PC)で受験する IBT方式(Internet Based Testing)を採用した。
従来、日本商工会議所が主催する検定試験は、〝紙による試験〟に加え、全国各地の指定試験会場のPCで受験する「ネット試験」方式(いわゆるCBT方式)により施行してきた。「ネット試験」方式は多くの受験者に好評を得ているが、地域によっては、「近くに試験会場がない」との声も寄せられていた。
また、日商ビジネス英語のリニューアルに際し、新たにスピーキング・リスニング問題を導入したことから、複数の受験者が同一の室内で受験するケースの多い従来の「ネット試験」方式では試験の実施が難しいため、自宅で一人になれる部屋で受験する「IBT方式」に移行することとした。
「IBT方式」への移行は、受験を検討している人からは、自宅で手軽に受験できることを評価を得る一方、「一人になれる静穏な部屋を用意できない」「試験に適したパソコンや通信環境を準備することが困難である」などとの声も寄せられていた。
こうしたことから、日商では、複合カフェのビジネス利用を促進している㈱快活フロンティアと下記のとおり連携し、日商ビジネス英語をより多くの人々が受験できる環境を用意することとした。