文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
交番は「kōban」、大江戸は「Ōedo」 「さくっ」は「時間や手間をかけず」 文化庁調査

文化庁

文化庁は17日、国語に関する世論調査の結果を発表した。語末の長音の表記方法や言葉遣いへの印象などを明らかにしている。日本語のローマ字表記やエレベーターのような語末の長音などに関してアンケート調査をした。

調査は今年1月16~3月13日までに実施。全国の16歳以上の個人を対象に行い、3559人から回答を得ている。

ローマ字のつづり方について例えば、交番は「kōban」が40.8%で最多。「kouban」37.0%、「kôban」9.0%と続いた。大江戸であれば「Ōedo」が最も多く、牛丼は「gyūdon」が一番多かった。

また、言葉の使い方について「さくっ」は「時間や手間をかけず」という意味で「使うことがある」と答えた人が約6割。「もふもふ」は「動物などがふんわりと柔らかそう」という表現で約5割が利用していた。

「エレベータ」と「エレベーター」を比較すると後者が、「バイオリン」と「ヴァイオリン」は前者の数が大きかった。