厚生労働省
厚生労働省は17日、人口動態統計の確定版を公表した。昨年の出生数は72万7288人で前年から4万3471人減少。1898年の調査開始から最少となっている。合計特殊出生率は1.20で、最も低くなった。
死者数は157万6016人で前年から6966人増加し、過去最多となった。死因別ではがんが最も多く、心疾患、老衰と続いている。新型コロナウイルス感染症により亡くなった人は、8番目に多かった。
母の年齢を5歳ごとに分けたると「30~34歳」が最もたくさん子どもを生んでいた。次に「25~29」、「35~39」だった。都道府県別では、東京都、大阪、神奈川の順に多い。日本で子どもを産んだ外国籍の母を国籍別に見ると、中国籍が一番大きな数字となった。