石破茂元幹事長
自民党の石破茂元幹事長は10日、自民党総裁選に向けた政策を発表した。「自民党は勇気と真心をもって語り、公正闊達で謙虚な政党であらねばならない」と思いを伝えた。
石破氏は前回の総裁選からの3年間で安全保障環境は激変したと強調。「ウクライナで抑止力がきかなかった理由を検証しないといけない」と説明した。安全保障のあり方を根本から変えると断言。日本を守るために、防衛相などであった経験を生かさないといけないと話している。
経済について、デフレからの脱却を図るため継続的な賃上げを実現させると主張した。さらに、防災省の必要性を訴え、避難所のあり方を変えていくと話した。「事前防災の体制を整えるのは国家の責務だ」と語っている。