左から)野田佳彦・元総理、枝野幸男・前代表、泉健太・代表、吉田晴美・衆院議員
立憲民主党の代表選挙が7日に告示された。候補者4人が日本記者クラブで立候補者討論会を実施。それぞれが代表となった後の取り組みや選挙への思いを熱弁している。会見には野田佳彦・元総理と枝野幸男・前代表、泉健太・代表、吉田晴美・衆院議員が参加。自身の主張をフリップに示し、意気込みを語っている。
討論会ではまず、「政権をとる!!その先頭に立つ。」と記入した野田氏が思いを述べた。「全力で政権をとるという命懸けの気持ちでやらないといけない」と強調。内閣総理大臣を目指すとし、総理経験を生かして政権交代の先頭に立つと力を込めた。
枝野氏は、「ヒューマンエコノミクス人間中心の経済へ!」と記載。野党の期待が高まらない要因は、ビジョンが見えないからだと分析した。「人に投資する経済や社会にすることで、失われた30年から日本の経済を立て直す」と訴えている。
泉代表は「立件民主が政権を担う」を掲げた。立件民主党への応援に対する感謝を述べ、「政権前夜までこの党を再生させられたならば、3年間やり続けてよかった」と振り返った。党の先輩に支えていただいた上で、政権を担いたいと話した。
吉田氏は「教育×経済=国民生活の底上げ」と書いた。教育から人のエネルギーを作り、経済活性化につなげたいと発言している。時間のかかる政策を議論させていただきたいとした。