文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
「こどものけんりプロジェクト」を開始 長谷部誠や満島ひかりが協働 こども庁とユニセフ

テーマソング「“こえ”のうた」の配信動画

こども家庭庁と日本ユニセフ協会はこどもの権利の普及啓発を行う「こどものけんりプロジェクト」を5日から始めた。特設サイトを新設し、テーマソングも配信しながら子どもの権利の認知度向上を図っている。

1989年に国連総会で採択された子どもの権利条約では、子どもが守られる対象でなく権利者であることを明確にしている。だが、同庁の調査では、同条約の国内の認知度は成人の2人に1人、小学校低学年では6人に1人とされる。子どもの権利の周知が課題だ。

今回のプロジェクトでは、特設サイト(https://www.unicef.or.jp/kodoken/)と先生に意義を伝えるサイト(https://www.unicef.or.jp/kodomo/cre/kodoken-toolbox/)を設立した。女優の満島ひかりさんが歌うテーマソング「“こえ”のうた」の配信も始めている。

日本ユニセフ協会大使で元サッカー日本代表の長谷部誠氏と応援キャラクターのジーン&ケーンは、「子どもはもちろん大人のみんなにも子どもの権利を知ってもらえるように頑張っていく」とコメントしている。