文部科学省
文部科学省は2日、いじめの重大事態の調査に関するガイドラインの改定を通知した。ガイドラインは2017年に策定されたが、生徒が学校に通えなくなるなど重大事態の発生件数は増加傾向であり改めて内容を検討した。文科省と警察庁などとの協議により作製されている。
ガイドラインは全12章で構成。重大事態を防ぐための平時の備えやいじめにおける基本的姿勢、保護者から申し立てがあった際の学校の対応などについて追記している。それに加えて文科省は重大事態に対する平時の備えや対応、保護者らへの説明など5部からなるチェックリストを作った。教員らにその活用を勧めている。