厚生労働省
厚生労働省は28日、国民のギャンブル依存に関するアンケート調査の結果を公表した。依存が疑われる遊戯の種類は「パチンコ」が約5割で最も多く、相談機関の利用者も同種が最大だった。世代別では「40~49歳」が一番大きくなっている。
調査によると依存症が疑われる人が最もお金を使った種類は「パチンコ」が46.5%で最多。「パチスロ」23.3%、「競馬」9.3%と続いた。世代別では「40~49歳」が最も多い回答者の40%。「50~59歳」28%、「30~39歳」27%の順。
依存の問題で相談機関を利用した当事者と家族は、「ギャンブルの問題」についてが約6割に上った。相談に来るまでの期間は「1年未満」が最大だが、「5年以上」の割合も高く、平均では3.5年かかっていると分かっている。