文部科学省は学校現場での生成AIの利活用のあり方のガイドラインの策定をしている。検討委員会は、IT企業の米アドビ、米グーグル、日本マイクロソフト、ジェネシスAIから意見を聴取した。今年の冬までに教育現場でのAI利用に関するガイドラインを作り、取りまとめたい考えだ。
ヒアリングは4社を対象に実施。マイクロソフトは「生成AIを上手く活用するために生成AIの特徴理解や使い分けが大切だ」と説明。グーグルは懸念点として安全性の担保や利用制限ができないこと、入力データが他社に知られるなどをあげている。
ジェネシスAIは教育的配慮について「言語モデルの仕組みなど基本的教養はAIを利用する上で必要だ」とコメントしている。