厚生労働省
厚生労働省は26日、日本人の平均余命などを分析した簡易生命表を発表した。男性の平均寿命は81.09歳で前年を0.04、女性は87.14年で0.05上回った。新型コロナウイルス感染症の死亡率の変化が余命を延ばしていると分析されている。
生命表によると、65歳まで男性が生きる割合は89.5%、女性は94.4%。死因別の死亡確率では、65歳では悪性新生物が最多で、女性は老衰であった。厚労省が入手した資料による国別比較では男性はスウェーデンが81.58歳で最高。ノルウェー81.39歳、オーストラリア81.22歳と続いた。女性は日本87.14歳、スイス85.9歳、フランス85.75歳の順だった。