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文科省WG「ネットワーク環境の整備が急務」 ICT環境整備方針の在り方とりまとめ

文部科学省・次期ICT環境整備方針の在り方ワーキンググループ

文部科学省の次期ICT環境整備方針の在り方ワーキンググループ(WG)は22日、新たなICT環境整備方針をとりまとめ案をまとめた。この方針を踏まえて、文科省は経費を算定して整備計画を作成していく。学習用端末を使う環境整備やセキュリティ対策などを要請している。

WGは基本的な考え方として、学校のICT環境は効率化のための整備ではなく、協働的な学びに不可欠な学習基盤とした。

文科省は整備方針改定に当たって考慮すべき事項について、小中学校で端末を活用する「GIGAスクール構想」の前提である1人1台が実現できない状況であるため、ネットワーク環境の改善が急務としている。高校においても同様の端末数を求め、各教育委員会にセキュリティポリシーの見直しを呼びかけた。

文科省の担当者は「DX時代のICT環境整備は前提がないことが非常に多い。理念や信念が大切でありさまざまなことを勘案していく必要性がある」とし「胆力をもって整備を進めていってほしい」としている。