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小池都知事「良くなる東京大改革3.0」を最も強調 蓮舫氏「新たなビジネスチャンス」 石丸氏「3つの柱」 コグニティ調査

コグニティ調査が算出した問いかけ回数の平均値

AIでデータ分析を行う「コグニティ」は、2016、20、24年の都知事選候補者の政見放送をAIで調べた結果を発表している。小池百合子都知事など注目された候補者が多用した言葉や近年の選挙では質問形式の話し方が使われていると明らかになった。

調査では16年からの86回の政見放送を分析。主張された話題をランキング形式で抽出している。

それによると、小池都知事は今回の選挙で「良くなる東京大改革3.0を掲げ、この度の都知事選挙に立候補」を最も強調。続いて「自然災害など、あらゆる危機から都民の命を守ります」「そして、世界で1番の都市、東京にしてまいります」と述べていた。

蓮舫前参院議員は「ガラス張りの都政を作り、それを新たなビジネスチャンスにつなげていきます」が最多。広島県安芸高田市の石丸伸二前市長は「政策の基本方針として、3つの柱を掲げています」が一番多かった。

また、聞き手がイエスかノーで答えられる「CLOSED」質問は16年比で3.7倍に増加していた。設立から時間がたっていない政党の演説ほど使われる件数がたくさんあったという。