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文科省、人文学・社会科学振興に向けた推進方策を中間とりまとめ 研究成果の可視化や国内外への発信が必要

文部科学省

文部科学省は26日、学術分科会で「今後の人文学・社会科学の進行に向けた推進方策について」の中間まとめ案を発表した。研究成果を論文などで可視化して、社会に問題意識を伝えていく必要性が示されている。

素案では人文学・社会科学の役割について、データを活用する「データ基盤の整備・運用」とし「世界規模の課題の解決・グローバル化した現代における相互理解で果たす役割は大きい」と説明している。

今後の人文学・社会科学の進行と課題解決に向けた施策について、世界規模の課題を解決するために自然科学と協力する「人文学・社会科学を軸とした課題設定型・異分野融合研究」やジャーナル論文などで研究成果を分析する「研究成果の可視化とモニタリング」、問題意識や考え方を社会に伝える「研究成果の国内外への発信」など5課題があげられた。