機動調査観測部会
文部科学省で火山の調査観測を立案する「機動調査観測部会」の初会合が10日に開かれた。同会議体は防災科学技術研究所と海洋研究開発機構(JAMSTEC)に計画を提案し、それら機関が調査観測を平時と緊急時に行う役割を今後果たしていくという。
初回の検討課題として、「計画で研究機関が柔軟に対応するためには、どのように対応すべきか」や「使用可能な機材の種類・数を考慮した計画の作成はどうあるべきか」などがあげられた。
部会の委員からは「どの山にどれだけのお金をかけられるのかも考えないといけない」という指摘がでた。また、「実施計画案はきちんと現場の意見をくみ上げて作りたい」という意見もあった。