日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）が設置するハイパフォーマンススポーツセンター（ＨＰＳＣ)は、『アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン～ハイパフォーマンス発揮のためのセルフコンディショニング～』を８月１０日に発刊した。

ガイドラインは、国際競技力向上を図るためのコンディショニングを中心とした「Ｔｏｔａｌ Ｃｏｎｄｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｐｒｏｊｅｃｔ」の研究で得られた成果等をもとに、アスリートによるハイパフォーマンス発揮のためのセルフコンディショニングの知見や方法をまとめた書籍。

同事業は、平成28年12月に締結したＪＳＣと大塚ホールディングス㈱の契約に基づき、ＨＰＳＣと大塚製薬㈱が実施してきたスポーツ医・科学の振興、国際競技力の向上の更なる強化に向けた共同研究・プロジェクト。

内容は、「アスリートのセルフコンディショニング」の実践方法を網羅するなど、各領域のリーダー・専門家よりノウハウ・実践法が学べ、〝トータルコンディショニングで勝つ〟ためのものとなっている。

また、アスリートのほかにも、日常にも役立つコンディショニングのヒントも提供しており、ハイパフォーマンス領域のコンディショニングのノウハウを、ライフパフォーマンス領域に応用・展開することで、人々の健康保持・増進にも活用してもらえるものとなっている。

販売特設サイトで講習することができる（定価９９００円（本体９０００円+税１０％））。購入特典として、セルフコンディショニングの知見や方法を分かりやすくまとめたスライドをダウンロードできる。こちらは教材としても活用可能。