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NEDO、垂直離着陸ができる無人航空機の研究を開始 被災状況の把握などに貢献

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は22日、垂直離着陸が可能な無人航空機の実現に向けた技術を開発するための研究を開始した。水素や航空燃料(SAF)で運用可能な高出力モーターや計量構造技術などを研究していく。

物流の効率化は喫緊の課題であり、その解決策の1つに無人航空機があげられる。物資輸送ニーズを満たす飛行距離と積載重量を両立した無人の航空機が必要となっている。

NEDOは、30~50キログラムの物資を最大1000キロメートル輸送できる、垂直離着陸可能な無人航空機の開発を目指す。この要件を満たすために、水素、SAFといった燃料で運用できる動力システム、高出力モーター、軽量構造技術などの要素技術を開発し、試験機での安全認証取得を見据えた実験を行う。

NEDOは「離島間や洋上インフラへの物資輸送、送電線といったインフラ設備の点検、海や山岳地域における要救助者の捜索、災害時の被害状況調査などで無人航空機が活躍する社会の実現を目指す」と力を込めた。