OERリポジトリ
国⽴情報学研究所(NII)は22日、⾼等教育機関や研究機関で開発された教材の普及と再利⽤を⽬的にそれら教材のデータベース「OERリポジトリ」の試⾏版を公開した。
国内の研究機関などでは自機関で提供した映像をまとめた「OCW」や学習教材を誰でも無料で使えるOERとして公開している。海外ではこれらを集約するプラットフォームが活用されているが、日本では存在していない。
OERリポジトリには教育のオープン化を担うNPOが公開しているデータやNIIが集約したオンライン学習教材が収集されている。
NIIの山地一禎センター長は「本リポジトリを教材公開の場とすることで、国内の教育・研究機関における学習教材の利⽤や再利⽤を促し、オープンサイエンスの発展につなげたい」としている。