新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と資源エネルギー庁は、非化石エネルギー転換に貢献する「省エネルギー・非化石エネルギー転換技術戦略2024」を策定した。戦略ではエネルギー転換・供給や産業、家庭・業務、運輸の4分野とそれらの横断的な技術ついてまとめた。
主な策定ポイントして、省エネ政策で意義の大きい技術の明示、非化石エネルギーへの貢献、電気需要の最適化、省エネ脱炭素化の推進などがあげられた。電気自動車(EV)駆動性能の向上技術や水素還元製鉄、自家発電設備が新たに戦略に追加されている。
NEDOは「本戦略が広く活用され、省エネルギーや非化石エネルギー転換技術の開発が促進されることによって、世界最高水準の省エネ国家として、脱炭素社会の実現に貢献しつつ、経済成長を続けることを期待する」としている。