日本商工会議所は、10月15日㈰に「日商ビジネス英語検定」の2023年度第1回試験を実施する。今年度から、自宅パソコンで受験可能な「IBT方式」を日本商工会議所の検定試験では初めて採用するとともに、新たに「スピーキング・リスニング」の問題を導入するなど、ビジネス現場で必要とされる〝即答力〟を重視した形式・内容にリニューアルする。
海外とのオンライン会議など、ビジネスの現場で英語を使う機会が増えるなか、英語で即時かつ正確にコミュニケーションできる能力が、今後一層求められるようになる。日本商工会議所では、同検定試験の施行を通じて、国際ビジネスの現場で必要となる英語力や知識の習得を支援する方針だ。
■リニューアルのポイント(四つのキーワード)
1.「即答力」が求められる実際のビジネスシーンを想定した出題
2.「スピーキング・リスニングを含む英語力」を一つのテストで測る
3.「スコア制」により、実力の伸長度がわかりやすく
4.「自宅のパソコンで受験」するIBT方式(Internet Based Testing)を採用