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QSTと高崎高校が連携協定を締結 研究開発法人とサイエンスハイスクールが連携

​(左)前川 康成・高崎量子技術基盤研究所所長と(右)佐鳥秋彦・高崎高等学校校長

量子科学技術研究開発機構(QST)と群馬県立高崎高校は23日、将来の科学者となる人材の育成を促進する連携協力協定を締結した。国立研究開発法人とスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校との連携モデルとして、教育や科学の発展に貢献したい考えだ。

高崎高校は文部科学省指定のSSH事業で先進的な教育をしている。QSTもこの運営指導やOB訪問で協力してきた。また、機構が開催しているサイエンスフェスタへ同校生徒が研究発表に出向くなど互いに連携してきている。

両者は「協定を締結することで、地域の生徒への科学教育の推進や科学技術の理解増進に関する取り組みを共創し、将来を担う科学者などの人材育成を促進する」と力を込めている。