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NEDO、製鉄プロセスでCO₂排出量を5割削減 鉄の不純物濃度を制御 2028年度まで

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、鉄鋼業の脱炭素化に向けたプロジェクトを進めている。研究開発の新たなテーマとして「直接還元鉄を活用した電気溶融炉による高効率溶解等技術開発」を今年度から2028年度まで着手すると発表している。

プロジェクトは、製鉄プロセス全体から化石燃料の使用量を削減する技術を発明するという。低品位の鉄鉱石を還元する方法を確立することにより、2030年までに二酸化炭素(CO₂)排出量を50%以上減らす手法の開発を目指している。

新たな題目の具体的な目標としては、高炉法プロセスを代替し得る生産効率を実現するとともに、生成する鉄の不純物の濃度を高炉法並みに制御する技法を開発する。また、電気溶融炉において副生するスラグを国内セメント用途向け品質に制御する技術を生みだすことだという。