新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、グリーンイノベーション基金事業「次世代航空機の開発」プロジェクトで、東レ、IHI、IHIエアロスペース、多摩川精機の4社の研究テーマを採択した。
テーマは「液体水素燃料を用いた燃料電池電動推進システムとコア技術開発」と「電力制御、熱・エアマネジメントシステム及び電動化率向上技術開発」に関連する4点。2024年~30年までの期間に306億円を支援する予定となっている。
事業は2050年までに温室効果ガスをゼロにする目標を掲げる政府が、それに積極的に取り組む企業を支援するために立ち上げたもの。NEDOは「国際標準化活動を進め、日本の航空機産業の国際競争力の飛躍的強化に貢献する」とコメントしている。