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沖縄県の「おきなわ津梁ネットワーク」に放射線情報を追加 施設間の差を低減 QST・県医師会

沖縄県医師会と量子科学技術研究開発機構(QST)は、県内の診療情報をまとめて管理することができる「おきなわ津梁(しんりょう)ネットワーク」とQSTが開発した放射線診断時の患者の線量評価ツール「DoseQUEST」との連携を行い線量情報の管理ができる機能を追加したと発表した。

おきなわ津梁ネットワークとDoseQUESTの提携が行われたことにより、放射線診断時の線量情報をまとめて管理できるようになった。がん治療などで行われるCT検査による撮影線量の施設間の差を小さくすることができるという。

QSTは「登録された線量情報は安全にまとめて管理し、今後の安心な放射線診断に役立てる」と説明している。