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国立天文台 訪問授業「ふれあい天文学」を開催する学校を募集 5月31日まで

国立天文台は、天文学者が国内外の小中学校で天文学や宇宙の授業を行う 「ふれあい天文学」を例年実施している。現在、その訪問先を募集中だ。

2010年から行っているふれあい天文学では、40人を超える学者が派遣講師となり、太陽や月、星の誕生、ブラックホールの不思議などに関する宇宙の話題を学校の子どもたちへ届けている。

実施校の生徒からは「何年もかけて準備した衛星が一瞬で終わってしまうこともあるけれど、失敗してもめげないという考え方を見習いたい」や「天文学は数学や物理学など色々な科目に関連していてそれらを組み合わせて辻褄を合わせ、結論をだすのはとても面白そう」などといった感想がこれまでに寄せられた。

現在、ふれあい天文学の訪問先を募集中。対象は国内外の小学4年生以上と中学校。募集数は60校ほどで、実施方法は出張授業とZoomによるオンライン授業となっている。講座時間は45~100分。実施期間は2024年10月~25年2月で、締め切りは5月31日となっている。ふれあい天文学のホームページ(https://prc.nao.ac.jp/delivery/entry.html)から申し込める。