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QSTと新むつ小川原が協定 核融合エネの産業界の参画促進

量子科学技術研究開発機構(QST)と青森県六ケ所村を開発するデベロッパー「新むつ小川原(SMO)」は27日、協定を締結した。核融合エネルギーの産業化に向けた産業界の参画促進を目指す。

QSTは青森県六ヶ所村の「むつ小川原開発地区」に所在する六ヶ所研究所で、フュージョン(核融合)エネルギーの実用化に向けた研究開発を推進している。SMOは六ヶ所村を中心とした5180㌶の敷地を一体的に保有・造成・分譲しており、広範な関係者との連携のもと、同地での国家的プロジェクトに貢献する。

両者はこれまでも「核融合エネルギー研究開発への産業界の参画促進」や「SMO主催視察会におけるQST六ヶ所研究所視察」「QST六ヶ所研究所発のスタートアップ企業の支援」などで連携してきた。

昨年4月に政府が策定した「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」で核融合エネルギーの産業化が掲げられた。民間企業の参加が求められており、それを推進していく狙いがある。

機構とSMOは「六ヶ所村を中心に青森県における核融合エネルギーをはじめとする量子科学技術を通じた科学技術の更なる活性化を図り、新たな産業の創出及び育成並びに集積による地域の発展に貢献していく」としている。