科学技術振興機構(JST)が3月15~18日までの日程で開催した「第13回科学の甲子園全国大会」は、全競技を終了し、栄光学園高校(鎌倉市)が優勝した。2位に筑波大学附属駒場高校(世田谷区)、3位は岐阜県立岐阜高校(岐阜市)となっている。
科学の甲子園全国大会は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力伸長を目的として創設された。全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う大会だ。今回は704校から8042人のエントリー。予選を勝ち抜いた各県代表校の1、2年生が6~8人でチームを組み、科学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦した。
JSTは「今後も『科学の甲子園全国大会』を始めとする事業の実施を通じて科学好きの裾野を広げて生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していく」とコメントしている。