新設されたソーラーカーポート、プレスリリースより
高エネルギー加速器研究機構(KEK)とみずほ丸紅リースは今年1月、高エネルギー加速器研究機構つくばキャンパスの駐車場内に太陽光発電設備(ソーラーカーポート)を設置および運用を行うPPA(Power Purchase Agreement、電力購入契約)を開始した。地球温暖化対策の推進とともに電気料金の削減および教職員の福利厚生の向上を図ることを目的としている。
PPAモデル(オンサイトPPA)とは、MMLがKEKの敷地内に太陽光発電設備を設置・維持管理し、発電した電力を機構が購入して使用する仕組み。これにより、KEKは初期費用や機器の修繕などのメンテナンスコストを負担することなく再生可能エネルギーを導入することが可能となる。ソーラーカーポートによるPPA事業の実施は、大学共同利用機関法人としては初の取り組みとなる。
年間想定発電量の1,582,463kWhはすべて機構内で自家消費される予定であり、これにより年間で723.19t-CO2(二酸化炭素換算トン数)の温室効果ガス排出削減を見込んでいる。またカーポートの設置は、夏季の車内温度上昇を抑え、教職員や来訪者への福利厚生面での効果も期待されている。
昨年、KEKは地球温暖化対策のための計画書を策定。その中では、目標の一つに太陽光発電の導入を掲げた。また、2030年の温室効果ガス排出を2013年比で5割削減することも計画しており、今回キャンパス内に新設したソーラーカーポートは、目標達成に向けた大きな弾みになるという。