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青少年が安心・安全に利活用できる環境を整備 「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を実施(第18911号)

総務省は、青少年が安心・安全にインターネットを利活用できる環境の整備に向けて、「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を今年も2月から5月まで実施する。

 近年、青少年によるスマートフォン、タブレット等のインターネット接続機器の利用が急速に進んでおり、多くの青少年がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等を利用するようになっている。

 一方、こうした機器の長時間利用により、生活習慣の乱れや依存、メンタルヘルスの不調などが懸念されている。

 また、不適切な利用により、他人のプライバシーを侵害してしまう事例、SNSを利用した誘い出し等により犯罪被害に巻き込まれる事例、いじめの動画や誹謗中傷を投稿・拡散する事例、生成AIを悪用した第三者の画像の性的加工や闇バイトへの加担に伴う犯罪の加害者となる事例等の問題も発生している。

 総務省では、青少年がインターネットの利用に起因する犯罪やトラブルに巻き込まれることを防止し、スマートフォンやSNS等を安心・安全に利用できるよう、青少年が初めて自分のスマートフォン等を手にする時期でもある春の卒業・入学・進級の時期に特に重点を置き、関係省庁や関係事業者・団体と連携・協力し、啓発活動等の取組をより一層推進するとともに、集中的に展開する。

 なお、総務省では、インターネットやSNSにおける幅広い世代のICTリテラシー向上を目的として、プラットフォーム事業者、通信事業者、IT関連企業、関連団体との連携の下、官民連携での意識啓発プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」を実施している。このプロジェクトでは、普及啓発教材の作成やセミナー・シンポジウムの開催等、さらなるICTリテラシー向上に向けた取組を推進している。取組内容等は、Webサイトを通じて随時公表している。

 令和8年「春のあんしんネット・新学期一斉行動」において、総務省は、関係省庁及び携帯電話事業者等の情報通信関連企業や各種団体と連携して、フィルタリング等の効果的な技術的手段や家庭内ルール等の非技術的手段を活用したペアレンタルコントロール※による対応の推進、インターネットを適切に活用するためのリテラシー向上推進に資する啓発活動等の取組を集中的に展開していく予定。

※ 保護者がこどものライフサイクルを見通して、その発達の程度に応じてインターネット利用を適切に管理すること。こどもの情報発信を契機とするトラブル防止の観点を含むものであり、管理の方法としては、技術的手段(フィルタリング、課金制限機能・時間管理機能等のペアレンタルコントロール機能)と、非技術的手段(家庭内のルールづくり等)とに分かれる。

 「春のあんしんネット・新学期一斉行動」では、これらの取組以外にも、関係者による取組が随時展開される予定。取組の具体的内容等については、総務省の地方支分部局(総合通信局等)、各団体のホームページ等で掲載予定。