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雨天時の下水道処理場運転支援技術をガイドライン化 AIを活用した下水道施設の防災・減災を推進する技術 国総研(第18908号) 

※国総研リリースより引用

国土技術政策総合研究所は、「AIを用いた分流式下水道における雨天時浸入水対策支援技術」について、実規模実証研究の成果を踏まえ、下水道事業を実施する地方公共団体向けに同技術の導入ガイドライン(案)を策定し、1月16日に公開した。

近年、施設の老朽化や地震等の被災、高強度降雨の増加等に伴い、降雨時に下水の流労が急激かつ想定以上に増加し、施設運転操作の迅速な変更や放流水質の維持に支障を来すなど、雨天時浸入水に起因する事象が発生しており、対策が求められている。

国総研では、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)として、「AIを用いた分流式下水道における雨天時浸入水対策技術実証研究」を令和3年度から4年度に実施し、その成果を踏まえ技術導入ガイドライン(案)にまとめた。

※B-DASH プロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project(下水道における新技術について、国土技術政策総合研究所の委託研究として、民間企業、地方公共団体、大学等が連携して行う実規模レベルの実証研究)

AIを用いた分流式下水道における雨天時浸入水対策支援技術は、雨天時に増加する下水の流入水量予測等を行い、短時間の水量変動に応じた下水処理場における望ましい運転操作等のガイダンスを行う技術。実証研究では、ポンプの省エネ運転、下水処理場設備の浸水リスク低減などの効果を確認している。

ガイドライン(案)では、下水道事業者が同技術の導入を検討する際に参考にできるよう、技術の概要と評価、導入検討、計画・設計、維持管理等に関する技術的事項について取りまとめている。