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「デジ活」中山間地域として新たに17地域を登録(第18876号)

農林水産省資料より引用 

農林水産省、内閣官房、内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省は、「デジ活」中山間地域として、新たに10県17地域を推進していくことを決定した。

 「デジ活」中山間地域は、人口減少・高齢化が都市に先駆けて進行する一方、基幹産業である農林水産業の「仕事づくり」を軸として、地域資源やデジタル技術を活用し、多様な内外の人材を巻き込みながら社会課題解決に向けて取組を積み重ねることで、地域固有の魅力を発揮し、活性化を図る地域。令和4年12月に閣議決定された「デジタル田園都市国家構想総合戦略」に位置付けられたモデル地域ビジョンの一つである。

 「デジ活」中山間地域として登録された地域については、農林水産業に関する取組を中心に、高齢者の見守り、買い物支援、地域交通等の様々な分野の課題解決に取り組むこととしており、関係府省が連携して支援を行う。

 今回登録されたのは、岩手県花巻市高松第三行政区、岩手県紫波町、福島県白河市旗宿地区、福島県西会津町奥川地区、山梨県身延町矢細工地区、福井県、福井県越前町上岬地区、福井県永平寺町、滋賀県大津市仰木地区、徳島県阿波市日開谷・大影地区、徳島県美馬市、徳島県つるぎ町、高知県安田町、佐賀県多久市西多久町地区、大分県杵築市山浦地区、宮崎県延岡市北浦地区、宮崎県諸塚村。これまでの登録と合わせると、登録地域は38道府県114地域となる。

 登録された地域に対しては、国職員による現地訪問、関係府省の施策紹介や申請相談、関連施策における優遇措置、セミナーを通じた情報提供や民間事業者とのマッチング等が行われる。