内閣府ムーンショット型研究開発制度目標3の研究開発プロジェクト「月面 探査・拠点構築のための自己再生型AIロボット」(PM:吉田和哉東北大学大工学院工学研究科教授)では、大阪・関西万博「フューチャーライフエクスペリエンス」で期間展示を行うロボットの愛称を募集し、『つきかけ』(英字ではTSUKIKAKE)に決定した。
応募総数46件のなかから選ばれたもので、命名者はきよきさん(50代男性)。〝AIロボットが月を駆ける〟が名称の由来。8月6日(水)から11日(月)まで展示される。万博会場では、〝月を駆け抜ける〟未来のAIロボットの姿を、実機展示によ るリアルな動きと、没入型映像(プロジェクションマッピング)で紹介する。
大阪・関西万博では、フューチャーライフ万博「フューチャー ライフエクスペリエンス」において、ムーンショットが目指す未来社会について、体験・体感型の展示が週替わりで行われている。
吉田プロジェクトの展示のタイトルは『ロボットがつくる月面世界で、何がしたい?』で、会場はFuture Life Village内のフューチャーライフエクスペリエンス。「近い将来、人類が月面に長期滞在するための拠点を構築する時代がやってきま す。月面という、人が活動することが難しい環境において、拠点構築の担い手となるAIロボットの開発を目指しています。本展示では、月面シーンの映像投影とデモンストレーションにより、AIロボットが構築する未来の月面都市のイメージを体感することができます。「月に行って何をする?」そんな想像を膨らませてみてください」と多くの来場を呼び掛けている。