日本科学未来館(略称:未来館)は、オリジナルパートナーロボット『ケパラン』の新実演「ケパラン音頭」を7月16日(水)に開始する。また8月には、ケパランを実際に動かすことができるプログラミング・ワークショップも開催。ケパラン初のオリジナルグッズの販売も決定した。同館では「今年の夏は未来館で、ケパランと一緒に踊ったり、自由に動かしたりする体験を通して、人とロボットがともに暮らす未来を楽しく想像してみましょう」と多くの来場を呼び掛けている。
未来館オリジナルのパートナーロボット『ケパラン』は、〝みんなで育てる〟をコンセプトに、2023年11月から常設展内で展示している。手を振るなどの身振りや、メッセージボードなどのアイテムを通して、来館者とコミュニケーションをとることができる。現在は「ケパランのダスタイム」として、オリジナルソングに合わせたダンス実演を毎日実施している。
新実演「ケパラン音頭」は、その名のとおりオリジナル音頭にあわせてケパランが盆踊りを披露するもの。サビは来館者も一緒に踊る参加型の実演。音楽や踊りを通してロボットとの一体感を高めることで、ロボットと暮らす未来の一場面を体験することができる。
「ケパラン音頭」ワークショップでは、ケパランの開発者と一緒に、ケパランの構造に忠実なオリジナル3Dモデルを使ったプログラミング体験ができる。ワークショップの最後には、作成したプログラムをケパランにインストールして実際にロボットを動かす。どんな動きをさせるのか、人からの働きかけにどんな反応を返すのかなど、人とロボットとの関わりについても考えを深める機会を用意する。
また、ケパラン初のオリジナルグッズの販売も決定。アクリルキーホルダーやチョコレートクランチなどが7月中旬からミュージアムショップに登場する。