日本英語検定協会と宇都宮大学は、教育現場の負担軽減や利便性向上を目指す「生涯学習プラットフォーム」の開発に関する協定を締結したと発表した。利用者の学習履歴や成績情報をデジタルで一元管理する体制整備を目指す。
生涯学習プラットフォームは学習者がライフステージで蓄積する学習履歴や成績情報、資格証明をデジタルで一元管理できるプラットフォーム。受験者は生涯学習アカウントを作成した起点から、高校や大学の入試、就職活動などでデジタル証明を活用できるようになる。
協会の松川孝一理事長は「学習者が主体的に自身の成長を確認し、成果を社会に示すことができる環境整備 を目指す」とし「今後も教育機関や企業、自治体との連携を強化し、生涯学習社会の実現に向けて取り組む」とコメント。
宇都宮大の池田宰学長は「学生が学習成果をより効率的に管理・活用できるシステムが開発できれば、キャリア形成にも大きく資するものと考えている」と評価している。