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京大 ヒト行動進化研究所とフィールド研究センターを新設 霊長類研究を効率化

京都大学

京都大学は5日、犬山キャンパス(愛知県)に「ヒト行動進化研究所」、吉田キャンパス(京都市)に「理学研究科附属霊長類フィールド研究センター」を設置すると発表した。キャンパス単位で研究者を集約させて、効率化を図る。

京大は2022年から運営協議会を発足させて、3年半にわたり議論を進めてきた。研究の透明性と倫理性を担保し、霊長類研究を新たな段階へ発展させるために、「実験的研究」と「フィールド研究」で組織を分けた新しい体制とすべきとしている。

ヒト行動進化研究所では、進化的基盤を探究する基礎研究に加えて、今後の霊長類のiPS細胞とES細胞などの研究リソース開発を行う。加えて、老化や精神疾患、感染症などに起因する社会課題の解決に貢献していく。

理学研究科附属霊長類フィールド研究センターでは、人の行動特性の解明を目指し、人とサルの共存を目指す研究を推進する。霊長類以外の生物を対象とする研究との連携を深めて、新しい霊長類フィールド研究の創出を目指す。