昭和女子大学(東京都)は2026年4月から、総合情報学部を新設する。このほど、文部科学省から設置の認可を受けて、正式に決定した。昭和女子大初の理工系学部となる。「データサイエンス学科」と「デジタルイノベーション学科」を設け、定員は計110人。
総合情報学部では「ビジネス」と「健康」「心理」の三つの専門領域を設置する。数理の基礎と専門技術から成るデジタル技術と対人スキルであるソフトスキルを学ぶ。
データサイエンス学科の定員は60人で、AIと統計学を活用した意思決定ができる人材を育成する。デジタルイノベーション学科の定員は50人。ICTやコンピューターサイエンスの知識を駆使した商品やサービスを生み出せる人材を育成する。
データサイエンス学科で目指せる将来像としてデータサイエンティストやデータアナリスト、マーケターなどが想定される。デジタルイノベーション学科では、WebエンジニアやITコンサルタント、ITエンジニアといった職種を目指せるという。