国際ビジネスコミュニケーション協会

ＴＯＥＩＣテストを運営する「国際ビジネスコミュニケーション協会」（ＩＩＢＣ）はこのほど、高校生を対象とした英語エッセイコンテスト「ＩＩＢＣ高校生英語エッセイコンテスト」の結果を発表した。最優秀賞には仙台育英学園高校（宮城県）の土屋遼人さんが輝いた。

ＩＩＢＣ英語エッセイコンテストは、ワードを用いてテーマに沿った文章を７００字以内で提出する。今年のテーマは「つながる心、広がる世界～コミュニケーションを通じた響きあい～」。個人では２２４校・４３３作品、団体では６８校・３９３６作品の提出があり、いずれも過去最多だった。

個人部門の最優秀賞に土屋さんの「Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ　ｗｉｔｈｏｕｔ　ｓａｙｉｎｇ」が選ばれた。優秀賞には洗足学園高校（神奈川県）の「Ｆｌｉｇｈｔ」、優良賞に松山東雲中学・高校（愛媛県）の「ＨＵＧ－Ｈｅａｌｉｎｇ，Ｕｎｄｅｒｓｔａｎｄｉｎｇ，Ｇｉｖｉｎｇ」が選出されている。

最優秀賞を獲得した土屋さんは「私が小学校の時、障がいのある同級生が、言葉ではなく静かな行動で感謝を伝えてくれた経験をもとに、『コミュニケーションの本質とは思いであること』、そして『沈黙の大切さ』を書きました」とコメントしている。