クラフトビール「Yachiyo」(提供:東京工科大学)
東京工科大学とビール製造の「東京八景」は、学生発案のクラフトビール「Yachiyo」(やちよ)を共同開発した。11月1日から同社運営のオンラインショップとビアバーで販売する。東京工科大の学生45人がコンセプト立案や製造、商品化などを東京八景と共同で手掛けた。
Yachiyoは、大田区ゆかりの作家・宇野千代をテーマとし同社のクラフトビール「CHIYO」(ちよ)にならって作製した。学生は副原料に茶葉を提案。ビールの香りをつけるホップには、マイルドな「ザーツ」、フルーティーな「ギャラクシー」、バニラのような「HBC472」を使用した。
学生らは「今まで紡いできたものを⼤切にし、未来へ繋げて⾏くという強い想いを持ってこのクラフトビールを考える事ができた」とコメント。「⼤⽥区・⼤森の街がさらに盛り上がること、クラフトビールを楽しむ⼈々が増えること、お酒を楽しむ⽅々の新たな出会いが未来へ繋がっていくことを強く願っている」としている。
アルコール度数4.5%で、単価は1100円。同社の大森山王ブルワリーのオンラインショップ(https://omorisannobrewery.com)とビアバー「東京∞景」(東京都大田区)で販売されている。ビール購入者には、先着でオリジナルコースターとミニタオルがプレゼントされる。
