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桃山学院大が工学部を新設  2026年4月から 定員160人

桃山学院大学(大阪府)は来年4月から、工学部を新設すると発表した。定員は160人で、「機械システム工学専攻」と「電気電子システム工学専攻」、「都市デザイン工学専攻」を設ける。和泉キャンパスに設置予定。大阪公立大学の菊田久雄名誉教授が学部長に就任予定だ。

工学部では1年次に微積分や線形代数、物理学などの「基礎工学」と、3専攻に関する講演などを通じて進路をイメージする「産学官共創演習」を行う。

機械システム工学専攻では、産業用ロボットやドローン、スマートフォンなど機械部品や装置を組み合わせて動かす技術を学ぶ。電気電子システム工学専攻は、機器と半導体で、電気自動車や再生可能エネルギーシステムのような仕組みを設計する技術を知る。都市デザイン工学では、IoTやビッグデータで交通インフラや防災などの都市計画を学習する。

菊田名誉教授は「工学部では工学の専門知識に加えて、情報・データサイエンスとビジネスについても学び、南大阪を中心とした企業・行政等と連携して世界・地域のどこでも、現場のマネージャーとして活躍できる人を4年間で育成する」としている。