昭和医科大学は16日、2027年4月から保健医療学部に「医療技術学科」を新設すると発表した。診療放射線技術専攻と臨床工学専攻、歯科衛生学専攻の3専攻を開設する予定。また、同学部のリハビリテーション学科に言語聴覚療法学専攻と視覚機能療法学専攻を新設する。
入学定員は診療放射線技術専攻が30人、臨床工学専攻30人、歯科衛生学専攻が15人、言語聴覚療法学専攻15人、視覚機能療法学専攻15人。それぞれ、修業年限は4年だ。1年次は富士吉田キャンパス(山梨県)で基礎を学び、2年からは2027年開設予定の鷺沼キャンパス(神奈川県)で専門科目を学ぶ。
昭和医大は28年に創立100周年を迎える。新学科や専攻の設立は、記念事業の一環だ。ほかにも、横浜キャンパスの看護専門学校設置やキャンパス・病院の整備事業が計画されている。