東京大学
東京大学と大和ハウス工業は、大学独自の基金を拡大するための組織「東京大学住宅都市再生研究センター」を新設すると発表した。少子高齢化やライフスタイルの転換などの課題へ対応していく。
住宅都市再生研究センターは、企業や国際機関と連携して、住宅・都市再生に関わる新たな学術領域を形成してそれらの再生を目指す。役立つ技術と制度の革新を先導することで課題解決に貢献する。センターの主な取り組みとして、住宅市街地や都市デザインに関する新たな学術領域の作成、住宅都市マネジメント分野の技術革新、再生とマネジメントに必要な政策の構想と制度設計が挙げられている。。
東京大の藤井輝夫総長は「長期にわたり自律的かつ安定的に研究を推進するための基盤を築くものであり、本学の未来志向の知の創出を支える重要な柱となる」とコメント。「複雑化する社会課題に果敢に挑戦し、人類と地球の持続可能 な発展に共に取り組んでいく」とした。