滋賀大学は、情報分野の研究拠点であるデータサイエンス・AIイノベーション研究推進センターに「先端因果推論特別研究チーム」を立ち上げた。構成員は21人で「因果AIの基盤理論研究」と「因果AIの課題解決型研究」の2テーマを主に研究する。
滋賀大は特別重点研究分野に「先端因果推論研究領域」を役員会で認定した。それに伴い、同チームを発足させた。リーダーには清水昌平卓越教授が選ばれ、学内外の研究者による研究組織として活動する。
清水リーダーは「因果AIに係る最先端研究と予測・制御により、予防統合科学を確立させ、科学分野と実務分野で課題解決を推進し、様々な社会課題を予防統合科学により解決することを目指す」とコメントしている。